設備案内
フレキソフォルダーグルア
段ボールケースを大量生産できる高速機ライン
工場にある3台のフレキソフォルダーグルアは、段ボールシートをオーソドックスな形状のA-1式のケースに高速で加工します。
各ラインには検査装置が備え付けられており、機械の目で不良を検出します。
設備概要
- 三菱重工製 MC-100
- 三菱重工製 EVOL
- ISOWA製 アイビス
- 各種検査装置(画像検査/糊しろ検査/通紙ずれ検査 他)
- 川崎重工製 パレタイズロボット
段ボールケースができるまで
①段ボールシートを機械にセットして、1枚ずつ通紙します。
また製造する段ボールケースに印刷がある場合は、その印刷デザインの樹脂版をあらかじめ機械にセットします。
②機械に通紙される段ボールシートに、はんこの仕組みで樹脂版からインクを転写します。
印刷に使用するインクは速乾性なので、高速で生産しても汚れることはありません。
③印刷した段ボールシートに切込みを入れて、糊しろ部分にのりづけして、それをベルトで折り曲げて、貼り合わせて段ボールケースの完成です。
当社のフレキソフォルダーグルアでは、1分間に200枚~300枚の段ボールケースを製造しています。
④製造される段ボールケースは、「人の目」と「機械の目」の両方で検査しています。
段ボールケースの仕様図面はデータで保存・共有されており、現物と相違がないかオペレーターが確認します。
また「機械の目=検査装置」が各製造ラインに備え付けられており、人の目だけでは発見が難しい1枚単位での不良を見逃さずに検出します。
(*備え付けられた検査装置は、各ラインによって異なります)
⑤仕上がった段ボールケースはビニール紐で結束されて、ロボットによってパレット積みされ、製品倉庫に保管されたのちに、お客様のもとへと出荷されます。