設備案内
コルゲーター
段ボールシートを絶え間なく製造する巨大マシン
全長80メートルの巨大マシンは、日中絶え間なく段ボールシートを製造し続けます。
当社が1年間に製造する段ボールシートは、敷き詰めると甲子園球場900個分の広さになります。
設備概要
- 貼合フルート AF、BF、EF、ABF、EBF
- 貼合紙巾 1800~950ミリ
- ISOWA製 シングルフェーサ/スリッタスコアラ
- 三菱重工製 ダブルフェーサ/カットオフ/スタッカ
- カットテープ装置
段ボールシートができるまで
①製紙メーカーより購入した、巨大なロール状の「段ボール原紙」をアームにセットして、機械の中に流します。
②段ボール原紙に凹凸のついたロールを噛み合わせて、段ボールシートの中身の部分になる、波状の「中芯」を作ります。
さらに、その中芯と平らなままの段ボール原紙とを糊(でんぷん糊)で貼り合わせて、段ボールの「片段」を作成します。
③片段のもう片面に段ボール原紙を貼り合わせて、大きな綿のベルトで圧着します。
これで、中芯の両面にフラットな段ボール原紙の貼り合わさった、「段ボールシート」の大判が完成です。
④大判の段ボールシートに刃物を入れて、所定の寸法にカットします。
また同時に、段ボールケースにした時の蓋の折れ目(罫線)を機械で入れます。
⑤カットされて仕上がった段ボールシートは、1点ずつパレットに積み上げられます。
このあと段ボールシートは当社で段ボールケースに加工されますが、一部は段ボール加工業者様にシートの状態で販売しています。